わさびは アブラナ科の多年性草木で、静岡、島根などが主な産地です。特に伊豆のわさびは有名で、全国の生産高の約1/4を占めています。
天城山麓の清流と澄んだ空の下で作られるわさびは新鮮そのものです。ビタミンCを豊富に含んでおり、わさびの辛味はビタミンCの酸化防止に役立ちます。
わさびの持つ独特の風味と爽やかな辛味は食欲増進になります。また、わさびはコレラ、チフス、赤痢などの病原菌を強烈に殺菌する力があることもわかっています。
少し乾かして水分を取り、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存してください。生物ですから3週間以内にお召し上がり下さい。
(水につけて保存しますと、わさびは早く腐ってしまいます。)
生わさびの利用法
わさび酒
材料 |
ホワイトリカー(35℃) |
1.8リットル |
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生わさび |
3〜4本 |
みりん |
カップ1 |
あれば色粉(緑粉) |
少々 |
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作り方 |
1 |
わさびはきれいに水洗いして、1〜2mm位の輪切りにする。それを包丁の背で叩いて形を崩す。 |
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2. |
ホワイトリカーの中に1を入れ、2〜3時間密閉しておく。 |
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3. |
2からわさびを取り出し、ガーゼでこし、にごり、ごみを取り、きれいになったホワイトリカーの中にみりんと色粉少々を入れる。 |
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※ |
1週間くらいで飲んでしまうようにしたい。 |
しいたけ入りわさび漬
材料 |
わさびの葉・茎・根 |
500g |
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塩 |
15g(材料の3%) |
乾しいたけ |
100g |
酒かす |
500g |
砂糖 |
大さじ2 |
焼酎 |
カップ1/3 |
塩 |
大さじ1 |
しいたけの戻し汁、しょうゆ、砂糖、酒 |
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作り方 |
1 |
わさびは水で洗って、みじん切りにする。 |
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2. |
1をボールに入れて塩をふり、よくもんでしばらくおいてからふきんで汁気をよく絞る。 |
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3. |
酒かすに砂糖、塩を入れてよく混ぜ、焼酎を少しずつ加えて練り合わせる。 |
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4. |
乾しいたけはよくもどして千切りにし、甘辛く煮てから冷ます。 |
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5. |
3と4をよく混ぜ合わせてできあがり。 |
わさびの花の三杯酢漬
材料 |
わさびの花のつぼみ |
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塩 |
材料の3% |
三杯酢の割合 |
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1 |
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1/2 |
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1/4 |
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作り方 |
1 |
材料のわさびは、春先のまだ開かないか、もしくは若干開花した位のものを用いる。
先端のつぼみが特においしい。つぼみのついた茎15〜20cmのものを2〜3cmに切り、塩をまぶして軽い重石をする。(卓上漬物器でもよい) |
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2. |
8時間くらいおいてから汁気をしもり、三杯酢にヒタヒタに漬け込み、密閉して一昼夜おく。 |
牛肉のわさび巻き
材料
(4人分) |
わさびの茎 |
100g |
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塩大さじ |
1/2 |
牛肉(薄切り) |
250g |
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大さじ2 |
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大さじ2 |
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大さじ2 |
サラダ油 |
大さじ2 |
レモン |
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作り方 |
1 |
わさびの茎は塩をまぶして10分くらいおき、さっと熱湯をかける。 |
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2. |
牛肉はしょうゆ、酒、みりんを合わせた中に30分位つける。 |
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3. |
わさびの茎4〜5本を2の牛肉で手前からクルクルと巻き、最後を楊子で止める。わさびの茎が外側から見えないようにきれいに巻く。 |
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4. |
フライパンに油を熱し、3をころがしながら焼き目をつける。2の付け汁を牛肉にからめながら焼き上げる。 |
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5. |
楊枝をはずし、3cm長さに切り、切り口を上にして盛りつけ、レモンを添える。 |
わさびの天ぷら
材料
(4人分) |
わさびの葉 |
4枚 |
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わさびの茎 |
100g |
衣 |
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大さじ3 |
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大さじ3 |
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作り方 |
1 |
茎はそのままさっと水洗いする。茎は3〜4cm長さに切って、4〜5本をまとめ、衣をつけて揚げる。 |
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